2004年10月 新潟県中越地震

元内閣官房副長官石原信雄氏主宰 災害救援ボランティア推進委員会の緊急事態対策監として、

防衛省自衛隊、警察本部、またボランティアの教育や仕事作り等様々な視点から支援活動を行いました。

 

被災地の復旧から復興に加え震源地川口町の経済振興として、

川口町震災復興推進委員、えちご川口農業振興公社の特別顧問、エグゼクティブアドバイザーとして川口町長に委嘱され、震災後の経済発展に大きく貢献しました。

 

被災地新潟県が定めたボランティア支援受け入れ期間である発災から12月3日までの毎日、

群馬県が募集した一般ボランティア合計866名を、新前橋から災害派遣バスに乗せて引率し、

健全なボランティアのあり方を教育することから、現地で行う仕事作りまでの全てを須藤が担い、

事故やトラブルを一度も起こすことなく奇跡的に完遂致しました。

 

その活動の一部をご紹介いたします。

 

 

画像のなかで須藤が写っているもの以外は全て須藤が撮影したものです。


 

新潟県庁災害対策本部にて現地最高指揮官と

 

  群馬県の災害派遣バスで新前橋から出発の準備            須藤が畦の修復中

 


   

    村の総代の依頼で須藤が杉の大木を伐採                       伐採終了後の枝はらい

 

            風 船 隊                  トイレ隊 出発の準備

 

       須藤隊長とトイレ隊 いざ出発               トイレ隊 清掃中

 

 

群馬県の獣医(手前2名)が地震のストレスで皮膚病になった牛の治療中

 

11月下旬、いつ降りだすかわからない雪との競争で、大根や白菜の収穫に追われる

 


 

女性ボランティアが凍りつくような冷たい沢の水で収穫した大根を1本ずつ洗った

 

マッサージ隊は国家資格を持つ指圧師のみ活動に参加して頂いた(左)

川口町木沢地区の避難所体育館にてプロのマッサージは住民が列を作るほどの大盛況(右)

 

せめて、きれいな障子で正月を迎えてもらおうと障子を張り替えた(左)

プロの美容師によるヘアカットサービス。中央のYさんは合計125名ものヘアカットをしてくれた(右)

 

        倒壊家屋の片付け作業中               片付けで出た残土を運搬する

 


 

倒壊家屋の屋根を修復する

 


中越地震の震源地は、川口町、武道窪、田麦山の3箇所

それらの被害のようすである

和奈津の上越新幹線の変電所周辺

 

浦柄地区の錦鯉の養殖場のようす

 


   

   塩谷から芋川の山間部にできた自然ダム           錦鯉の養殖池が決壊している

 

   陸上自衛隊東部方面音楽隊による慰労音楽会      同じく第12旅団音楽隊による慰労音楽会

 

                           土石流で水没した浦柄地区の自衛隊による復旧活動

 

荷頃地区で土石流に水没した民家の自衛隊による復旧活動

 

自衛隊による子供達の学校への送迎支援活動

 

自衛隊による神社や寺の復旧活動

 


 

田麦山地区に見られる震源地の断層と倒壊家屋

 

木沢地区~武道窪線の崩落現場と武道窪の倒壊家屋

 

 

山古志村の惨状

 


~ 年が明け ~

復旧活動と並行して、震災後初の田植え支援活動を行う

 

NPO法人子供の安全と美しい町作り推進機構の頼もしい隊員20名が大集合

 

使用不能になった田んぼ、農道、畦の修復、

 

そして、念願の田植え作業に入る