● 油彩画 ギャラリー ●


 1968年、18歳で絵を描くことに目覚め画家を志すことを決意する。

 

 1年後、第一回目となる個展を開催。以降、毎年1回個展を開催する。

 

 この頃、後に文化勲章を受章された日本芸術院会員で洋画壇の最高峰、伊藤清永画伯に早くもその才能を見い出され、画伯ご夫妻に可愛がって頂きながら多くの時間を画伯のアトリエで過ごす。また、後の日展理事長 中山忠彦画伯とも席を同じくしていた。

 

 この貴重な時間は須藤の画業に多大なる影響をもたらし伊藤画伯を心から尊敬する我が師と仰ぐ。

 

 旧東京都美術館で行われた白日会の展覧会では、会の幹部でさえ垂涎の的とする、真の実力を認められた者だけに許される「7号室の正面」に若き須藤の作品が飾られる栄誉を頂き初出品で会友に推挙される。

 

 画壇のしきたり上、伊藤画伯に師事した、弟子であるとの言い方は経歴詐称になるので使わない。

 

 1972年、中央画壇の最前線で刺激を受けた須藤はピカソの生まれた国スペインへ渡航。

 ここで人生の基盤となる究極の体験をすることとなる。帰国後、「スペインを歩く展」を開催。

 

 1986年、銀座 川上画廊の企画展「須藤眞啓展」を開催。

(この間、1989年、アルミフォイルオブジェを生み出し大ブレイクする。)

 

 1996年、須藤の出生地である神奈川県横須賀市において横須賀市主催美術特別展「芸術界の偉才須藤眞啓の世界」が開催される。

 

(この間、1997年、ハイパーアートを生み出しアートコレクションハウスの契約作家(現在フリー)となり全国主要都市で展示会、サイン会、トークショーを展開する。)

 

 2001年、新宿 画廊物語の企画展「須藤眞啓作品展都会のオムニバス」が開催される。

 

 2002年、神奈川県三浦市主催美術特別展「須藤眞啓の世界展」が開催される。

 

 2005年、新潟県川口町主催美術特別展「須藤眞啓の世界展」が開催される。

 

 2000年より現在まで、防衛省自衛隊、警察に対し油彩画およびハイパーアートを多数寄贈している。


ここからは、第1回展で発表された「小径(こみち)」を先頭に作品の一部を年代順にご紹介します。